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「状況、飲み込めたかな?そう、僕は君無しじゃ存在しない、もっと言えば僕は君だ。」
「…あんた、何をしに来た?」
「何をしに来た、だって?逆に僕が聞きたいね、君が僕を呼んだんだよ?世界を壊してって。でも実際は君の中の怒り、歎き、悲しみは消えていない、世界は壊れていない。君がそう望んだから。これじゃ僕がここにいる意味がない。教えてくれよ、僕は何をすればいい?」
「聞こえたんだ…声。」
聞いたんだ、願いを、奴隷の少女の望みを。
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