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「美香さん、もういいっす。では楽しい夜を……」
「待って!」
「何?」
「日曜日の約束は?」
「あっ……」
しまったと思って私は口をつぐんだ。
「……どうせ緊張しすぎて忘れちゃったんでしょ?まぁいい、あんた明日遊びなさい!真実を掴むのよ!私はマコリンと追跡する!」
「えっ!?」
お前は名探偵〇ナンか!
「メール送れ!送れっ!送れっ!」
美香の声と共にその後ろから手拍子が聞こえてきた。
コイツら……ふざけてやがる。
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