幽幻奇譚

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カタン・・・ いつの間にか寝ていた神田は薪の燃え崩れた音で目を覚ました 神「・・・」 外を見るとまだ辺りは暗いまだ夜中であろうか 神田は薪をくべる・・・冷たい空気が窓の隙間から流れ込んでくる 神「アイツ大丈夫か?」 立ち上がり燭台の蝋燭に火を点ける ジジジ・・・ やっと点いたところで奥の部屋に向かう・・・ コツコツッ・・・ ギィイイィ・・・ ドアを開き中へ入る。 目の前には子供用のベッド・・・ そこにアレンは体を丸くして寝ていた・・・ 神田は自分のコートをアレンにかける・・・ ア「・・・んっ」 神「・・・?」
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