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角を曲がった神田を確認するとアレンは口を開いた
ア「あのね二人ともこれはお父さんに言っちゃだめだよ」
そう言って口に指を立てる
二人はこくりと頷く
ア「二人が産まれたばかりの時はお父さんも僕のことアレンって呼んでくれてたんだ・・・僕も神田のこと名前で呼んでたし・・・だけどね」
アレンは苦笑しながらも続ける
ア「ラビがね・・・お父さんに『ユウパパ~~』って呼んで・・・・・・それでお父さんが大暴れしちゃって・・・・・・それから僕に『もう名前で呼ばねぇお前も俺のことは下の名前で呼ぶな!!』って言ってこれ以上暴れられても困るから了承したんです」
ユ「どうしてそんなことで怒ったの?」
ア「ラビにユウパパって呼ばれて凄く恥ずかしくなったみたいこんな変な理由でごめんね」
ユ「別に気にしてない・・・」
レ「そうそう・・・父さんの性格上しかたないよ」
ア「ありがとう・・・ユアン、レン・・・じゃぁお父さんの所に行こうか・・・」
ユ・レ「うん」
三人は手を繋ぐと神田のもとへ歩いて行った
・
end・・・
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