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慎二は仰向けから起き上がって引きずられて汚れまくっている制服を叩いた。
「なんか全身痛い…」
「気のせいよ」
「十割お前のせいだけどな。まあ、いいか。そういえば、部員どうすんだ?」
「はい?」
「うちの学校は三人いれば部活作れるけど、まだ二人しかいないだろ?」
「ああ、それなら大丈夫」
小町は近くの机の上に置いてあった何かを掴んで目の前に持ってきた
「いや、何これ?」
それはリアルなカエルの置物だった。
なぜか正座している。
割れ物で15cmぐらいの高さ。
なかなかでかい。
「マックよ」
「駄目だろ」
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