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「なんだよ、その言い方!とりあえず落ち着け!」
「大丈夫!冷静よ。照準は完璧。外さないわ」
「ちっげーよ!!何狙いつけてんの!?」
慎二を完全に無視して小町はさらに振りかぶる。
完全に限界まで振りかぶって、小町はそこで動きを止めた。
そして、なぜか語り始めた。
「ねぇ?知ってる?」
「知ってる!知ってるから振りかぶるのやめろよ!」
「このマックは特別製で通常のマックの3倍の強さなのよ」
「何がだよ!まず、通常のマックってなんだよ!お前が持ってるマック以外知らねーよ!」
「さあ!赤い彗星になれ!」
「なれねーよ!真緑だよ!むしろ通常版だろ!」
「もう遅いわ!!でえりゃぁ~~~~!!!」
「やめろ~~~~!!」
つっこみと止める言葉虚しく小町の手からマックが放たれた。
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