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小町の手から放たれたマックは弾丸のような横回転しながら校長の顔面コースに寸分の狂いなく向かっていく。
「あたれ~~~~!!」
加速したマックは徐々に速度を上げ校長に牙をむく。
そして、誰もが校長の顔面にマックが直撃すると思った刹那、
「甘いわ!!」
校長の軽やかなサイドステップ。
たった0.2秒前校長の顔があった空間をマックが突き抜ける。
この間、僅か1秒!
そのまま減速を知らないマックは校長室の窓を飛び抜け無限の空へ………
それからたっぷり2秒後、有限の地面へ………
ガッシャーーーン!!
「「マーーーーック!!」」
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