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一方、気を失って引きずられている真っ最中の慎二は不思議な夢を見ていた。
「……真っ暗だな……」
慎二の言葉通り、辺りは真っ暗で全くなにも見えない。
「いや、マシでどこだよ」
『教えてやろうか?』
「!?」
慎二は突然の返事にかなり驚いた。
「だっ誰だ!」
『私だ!』
その声が聞こえたのと同時に、暗闇に光が差し込む。
神々しい光を放つ何かが降りてきた。
『我が名はマック』
その声の主はゆっくりと空から降りてきながら軽く自己紹介。
偉そうなわりに礼儀正しいですね。
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