お話

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席につくと豪勢な料理が次から次へと運ばれてきた。 テーブルいっぱいに広がる料理、手には15年ものだというワイン、窓の外には百万ドルの夜景…そして目の前には……蜂田さん。 うーん…。 林さんだったらまだましだったのにな…。 「こっこれはね、エスカルゴって言って…」 はーあ…。 一生懸命だこと。 エスカルゴくらいしってますよ! 「あっ!蜂田さん!グラス空いてますよ!」 「おっ。悪いな。」 そう言ってどんどんついでいくと瞬く間にワイン一本なんてすぐに空いてしまった。
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