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「もう一本いっとこうか！」
「えー！大丈夫ですかぁ？」
「大丈夫大丈夫！おい！ウエイター！」
蜂田さんの顔はもう真っ赤っか。
どうして男って生き物はいつでも強がるんだろ。
すぐにワインがもう一本持って来られた。
私を酔わすつもりだったんでしょう？
あなたが酔ってどうするのよ。
…まあ、ちょうど良かったわ…。
そろそろいいかな…。
「ほら！ゆりちゃんももう一杯！」
「あっ！ありがとうございます！」
蜂田さんは私のグラスになみなみ注いできた。
もうこれはかなり酔っ払ってる。
よし。
「あの…。蜂田さん？お願いがあるんですけど…。」
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