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あれは俺が小学校を卒業するかしないかの時だっけ?
元々病気がちだった親父は
俺が小学3年の時にがんでこの世を去っていった…
まぁもちろん悲しかったさ…
でも、その分お袋がたくさんの愛情で包んでくれた!!
そう、そう思っていたんだ…
でも、母親は俺を置いて突然いなくなっていった。
去り際の「ごめんね」という言葉だけを俺に残して…
それからは大変だった…親戚中をたらい回しにされて…
まぁありがちだな。
母親に捨てられた俺なんかとは誰も関わろうとはしなかった…
俺は一人なんだ。
一人で生きていかなくてはいけないんだ。
そう感じざるをえなかった
そして、救護作として俺に取られた処置は
親戚の別荘のみを譲り受け一人で全てを賄う事だった。
まぁ、決意を固めていた俺には都合が良かったし、親戚には感謝をしている。
それから中学生だが無理を言って働かしてもらい今に至るわけだ
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