姉の不満がいよいよ…

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私はその後、なかなか就職先が見つからず、正社員は経験者のみ募集や即戦力希望が多い、就職難の時代で、いわゆる就職氷河期だった。   私が半年以上、就職を探していて、姉がその状況にイライラしていて、その様子を見ていた母が私を庇う。   思わず姉が… 『お母さんは過保護過ぎる。いつもアイツには甘いやんか。』   母は… 『仕方がないでしょ?あの子は運転する仕事は危険だし、こんな就職難な時代じゃ…』   そこで姉がついに… 『障害者ってイイ身分やな!うらやましいわ!そんなんだったら私も障害者になりたかったわ!!』   …母が泣き崩れた…。   単に姉は母に甘えたかったのだろう…。   その後、姉は自殺を図ろうとして私が阻止したのだが…。   私が少し複雑なだけに家族は不安定なまま崩れようとしている…。
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