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「え、やじま?」
と、すぐに名前と顔が一致した。
「ん?あ、あれ?あんた」
私の顔を見て彼女も反応を見せる。
「唯じゃん!ここで働いてたの!?」
私の大声に目の前の彼女、八島唯も返す。
「そーだよ!あんたと一緒のバイトとかマジ騒がしいし!!」
唯の言葉に店長が私を少々いぶかしげに見やる。せっかく面接に受かったというのに誤解されるようなことを言うのはやめて欲しい。
憎まれ口をたたかれるも、それほどの仲だと言えるということにしておきたい。
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