9人が本棚に入れています
本棚に追加
/131ページ
「あ、カカシ。この子あたしの腐れ縁の弘乃」
「どんな紹介だよ」
あさこが私を紹介する言葉に、カカシはすかさず突っ込む。
いや、あさこの紹介はあながち間違いではないんだけれども。
「弘乃です」
「カカシです」
「うん、知ってる」
カカシが自己紹介した言葉を継いで、私は自分がカカシを知っていることをしらせる。
「え、なんで?」
「あそこ」
と、私は自己紹介の流れで屋上を指差す。
驚いた様子だったカカシが、なんとなく理解したような表情をした。
最初のコメントを投稿しよう!