1.浅井会長の唯受一人の血脈否定について

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浅井会長は現在、唯授一人の血脈について折伏理論書で次のように述べています。   「ただし、たとえ御相承授受の儀が一時的に欠けたとしても、日蓮大聖人・日興上人・日目上人以来の血脈は絶対に断絶することはない。(中略)ゆえにもし御遺命を堅持して大聖人の御心に叶う貫首上人が出現されれば、たちまちに血脈は蘇る。」 (『日蓮大聖人の仏法 改訂版』266~267ページ)   しかし、そもそも顕正会では正信会や学会のような血脈否定はしていなかった事は、平成10年以前の入信である会員は皆よく覚えていることでしょう。 すなわち、血脈を否定する謗法発言は、平成11年4月12日の「本部指導会」において言い出されたことであり、浅井会長はそれまでは一貫して血脈は否定していませんでした。 むしろ正信会等をたしなめる指導をしていたことは古い顕正会員だったら知っているでしょう。   平成11年以後に入信した顕正会員はおそらくそれ以前の指導は知らないでしょうから、ここに紹介いたします。 ここに紹介する文面は全て浅井会長の過去の書籍からの引用です。 これが現在、血脈断絶との大それたことを申している人間の同じ口から出た言葉であることをしっかりと見て下さい。 その上で、これらの自語相違をして何の説明も無く、また弁解も無く、平然としている浅井会長はいかなる人間なのかを判断してください。 また、これらを知っているはずなのに、何の批判もしない顕正会幹部に大いなる疑問をもっていただきたいものです。   「日蓮正宗が正しい理由は三つある。一には戒壇の大御本尊がましますこと、二には血脈相承、三には国立戒壇の御遺命を使命としていること、である。」 (『日蓮大聖人の仏法 初版』156ページ)   「ここで、正信会が問題にした阿部管長の相承疑義について触れておく。(中略)非常事態が万一あったとしても、血脈が断絶するようなことは断じてあり得ない。御本仏の下種仏法は金剛不壊である。法体たる戒壇の大御本尊は厳然としてましまし、金口の相承(御大事)また厳然である。(中略)ただし重ねていう。六十六・六十七代のいかんに関わらず、御本仏の三大秘法は金剛不壊であり、金口の相承・血脈はまた不断である。」 (『学会・宗門抗争の根本原因』225~226ページ)
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