1.浅井会長の唯受一人の血脈否定について

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(2)正本堂が存在していたことについて 実はこれこそが正論を吐いていた正真正銘の理由以外の何物でもないでしょう。 それではなぜ正本堂が存在している限りは血脈否定には及ばなかったのでしょうか? これは正本堂解体以前の顕正会員でしたら、誰しも理解可能でありますが、正本堂こそ御遺命破壊の象徴であり、そこに戒壇の大御本尊様が押しこめられているというだけで、これ以上の不敬は無い!と、このような考えを顕正会員全員は刷り込まれていたのです。   日達上人も日顕上人も正本堂と御遺命の戒壇とは切り離して御指南されております。 ですから、正本堂に戒壇の大御本尊様が御安置されていたとしてそれは御宝蔵や奉安殿の延長であったのです。   また、正本堂とは学会にとっても執着の対象であった訳ですが、顕正会員にとっても執着の対象だったわけです。 日顕上人の正本堂解体のご英断は直接的には学会を考慮してのものだったのでしょうが、同時に顕正会の足下をもぐらつかせたのはまさに不思議の一言に尽きると私は思うものです。 そして、顕正会は存在意義を象徴していた正本堂を失い、血脈否定という越えてはならない一線を踏み越えてしまったのです。
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