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「今日から海斗の見方を変えよう」
カイト「お、おい。早まるんじゃない」
俺は海斗をジトーとした目で見詰めてやる。
カイト「いや、これには風の谷より深い訳がだな…」
「ほう。それをウィキペディアより詳しく話して貰おうじゃないか」
カイト「ぐぅ…」
リン「お兄ちゃん…」
「そういうプレイか…」
何かに追い詰められたように唸る海斗に凜が心配そうに寄る。
まぁ思った事を口にすると同時に、俺と絵美もそうなんだろうか?
そうしていると、
??「私を忘れないでぇぇぇぇ~~~~~!!!!」
と、段々と声が近づいて来るような叫び声が聞こえて来た。
ブーーーンと、言う機械音と来たらもうあいつしかいないな。
「忘れてないから、百花。」
と、いう俺の声が聞こえたか聞こえないかはわからないけど百花が原付きバイクで突っ込んで来る。
「おい、来るな!来るな!」
ちょっと命の危機を感じた。
モモカ「私を忘れないで!!」
「忘れてないから!!止まれ止ま――アッーー!!」
――――――
―――――
――――
―――
また変わらない日常が戻って来た。
よかった。よかった。
本当によかった。
リカ「さぁ、早く学校に入ろう~」
と、俺の腕を組んで来た。
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