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空中で手を止め、
パチン!
と、指パッチン。
「一体何が…」
すると100マイルは出てるんじゃないか!?と疑いたくなるほどのスピードで2台のリムジンが校内に侵入。
俺らの直前で停止した。
危ないのには少しずつ慣れてきたが、そろそろ意味がわからなくなって来たぞ。
すると中からグラサンをかけたSP達が出て来た。
SP「お帰りなさいませ!梨華お嬢様!!」
SP「お帰りなさいませ!凜お嬢様!!」
やれやれ、やっぱりお嬢様なのか…ってええぇ!!??
「凜もお嬢様だったのか!?」
リカ「知らなかったのか?凜は竜ヶ崎財閥の一人娘だぞ?」
ウソーーーン……
なんで金持ち財閥がこの学校に集まってんだ?
まぁ考えても無駄か…
それより梨華達のSPが俺に銃構えてるんだけどなんで!?
そんな理不尽にも程があるだろ!?
すると、助け船が。
リカ「お前達落ち着け。こいつはあの浅葱遼よ。」
SP「あの浅葱遼だというのですか!?」
リカ「そうよ」
なんかSPどもがざわめきだした。
ってか"あの"ってなんだ?
いつの間にそんな有名人に……………
気になる…
「なぁ…」
リカ「それじゃあ帰るか。それじゃあな!遼♪」
リン「…また……明日ね…遼…」
「えっ…ちょ…おま…」
2人は車に乗るなり、風のように消えて行った。
「一体なんだったんだ…?」
頭の中が、自由民権運動を起こしてる位、混乱してるよ…
とりあえず俺は家に帰る事にした。
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