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「いたのか」
リカ「あなたの首はねさせて貰うわよ!」
手に亜空間転送機能が付いてるんじゃないかと疑いたくなるような事態が発生。いつの間にか九條の手に刀が握られていた。
「ちょっと待って!!話聞くから!だから!な!?な!?」
今できる俺なりの最大限の宥め方をした!
が……
リカ「私に戯れ事を抜かすなんて、冥王星辺りから叫んでここまで聞こえてくる時間位早いわよ!!」
そのまえに空気ないから届く事すら一生ねぇよ!
九條が刀を大きく振りかぶった。
(今回も掴み取るか?いや、今度は止められる自信はないぞ!?さっきのは偶然なんだからな!)
なんて思考を費やしている時だった。
目の前にもう一本、金属光を出すものが出現した。
「へ?」
キン!
阿呆声をあげた後、金属がぶつかり合う音がしたので、視線を横にやるとそこには九條の刀をもう一本の刀で受け止めている凜の姿があった。
「り、凜…」
リカ「凜!?」
リン「…受け止めて…『鳳仙花』…」
最近の女子高生は刀を持つのが流行ってるのか?それに名前を付けるって…
そうか!ペットか!?ペット感覚なんだな!?
…………
って、理解できるかぁーーー!!!!
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