全てとはかぎらない

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あたしには友達なんて出来ない。 友達がたくさん出来るのは明るくてたくさん話しが出来る子で、友達がいないのはあたしみたいな子。 怖いから誰にでも刃をむけて、コミュニケーションを見失って周りの友達にさえ、自分の中に受け付けなくて。 そして受け入れられない自分が友達に申し訳なくて。 他人には言葉で言わないと伝わらなくて、言葉で伝えなければ誰にもわからない。 いっそ言葉なんてなくていいと思った。でも例えそれが嘘の言葉だとしても言葉がないと怖い自分がいた。 人とうまく言葉が交わせる子をみるのが嫌だった。 いつから忘れたのかわからない。思いだしかたもわからない。 思えば思う程暗く深い所にはまってくのはわかっているのに、どうしても沈んでしまう。 それがあたし
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