お父さんへ

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僕の前から貴方が消えた あんなの見たくなかった 怖い夢本当になった 僕が夢見なかったら… ゴメンなさぃ 小さいオレはそれしか 言えない、考えられない ずっと見ていた大きな背中、大きい手、腕、足 嘘のない瞳 今でも覚えてる温かさと落ち着くニオイ… そして貴方が消えた音も星も雲も月もない藍色の空、冬なのに寒さも感じずに 最後に見た貴方の姿 オレを包んだ手は温かさもなく冷たくて、何度もオレの名前呼んでたのに もう何も言わない 今でも消えない貴方を失った映像 …あれから何年たったかな、オレはもう前を見て歩いてるよ貴方が教えたオレの生きる意味 家族を守れ、友達を大事にしろ、人を幸せにしろ 貴方は一言も言ってないけど、私は貴方に教わった… お父さんいつか必ずお父さんみたいに強くなるよ それもオレの今を生きる意味なのです!
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