プロローグ

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手を抜いた髪型。 厚いメイク。 滞るメールの返事。 気の抜けた女子高生。 「さむ…」 余りの寒さと嫌な予感に目が覚める。 携帯の画面を見る。 7時30分 ドンマイっと心の中で唱えベッドに潜り込んで一気に布団をはぐ。 ダラダラと一回へ降りると妹に出くわす。 「間に合うん?」 「無理」 「パパに怒られてもしらんで」 とアイロンで髪の毛をまっすぐのばす妹。 どーでもいい と返事せずにお風呂へ入る。
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