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リィナ 「………気持ちわるっ!!」
ギル 「はしゃぎすぎたんだよ、阿呆。」
ギルとリィナは色々あった港町をはなれ、船上の人となっていた。
辺りには涼しげな海風を楽しむ旅行客や、学生用などではないマジもんのセーラー服を着たマッチョな船乗りが作業をしていた。
ギルは椅子に座って港町で買った新聞を広げて読んでおり、リィナは椅子のそばのテーブルにもたれ掛かっている。
ギル 「この船は最先端科学に魔術を加えた最新型で、揺れは少ないはずなんだけどな。」
リィナ 「そんなの知らないよ…………。」
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