†船上での激闘、という名の休息†

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クロ 「それじゃあ、ワイはこのへんで。ほなまた」 あれからギルとクロが少しの間話をした後、クロは帰って行った。 リィナ 「ねぇ、ギル」 ギル 「ん?」 リィナ 「戦争になるの?」 ギル 「……まあ、そうだろうな。 さっきも言ったけど帝国とこの国、というより帝国と "聖天" "崩壊の牙" の戦いになるとは思うけどな」 リィナ 「私は嫌いだな、戦争」 ギルとリィナはこれまで沢山の国や地域を旅してきた。 やはり帝国に戦争で負けた国や、混乱に陥り街として機能しなくなっている地域。 沢山のものをギルとリィナは見ている。 ギル 「ほとんどの人間が好きで戦っている訳じゃない。 大切なものを守るために戦っている人。 理由は人それぞれさ」
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