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リィナ 「ギルは師匠のあとを継いで "崩壊の牙" の総長をやってるんだよね」
ギル 「まぁ、そうなるな。 今は一部の人間しか俺達が動いていることを知らないけどな。 今はこれがベストだ、総長として今は力を蓄える時期だと判断した」
ギルは腰から "蝶" を外すと、持っていた鞄の中から白い布を取り出して手入れを始めた。
リィナは机に突っ伏してそれを眺めながら言った。
リィナ 「楽しい?」
ギル 「なわけねーだろ。 簡単に言えば殺し合いだぞ?」
リィナ 「じゃあなんでやるの?」
ギル 「護りたいものが。師匠から受け継いだものが。帝国、許すことが出来ない存在がいるからかな」
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