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リィナ 「……ギル、どいて」
ギル 「………なにするつもりだ」
リィナはこちらをゆっくり振り向いて言った。
リィナ 「そいつ、消すから」
「なっ」
ギル 「ちぃっ……」
ギルが刀を抜くのと、リィナがこちらに走り出すのはほぼ同時。
リィナの体は、球体状の青色のオーラのようなものにつつまれている。
ギル 「リィナっ!! 落ち着けっ!!」
ギルは刀を構えてリィナを牽制しようとするが、リィナはどくそぶりを見せずに突っ込んできた。
ギルはとっさにショットガンを持った男の胸ぐらを掴み、少し離れた所に放り投げ、自分もリィナの突進の軌道から外れるように跳んだ。
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