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月菜を満喫してる時何故か 抱き締められて 顔を真っ赤にした香夏を思い出した。
香夏を思い出してから 俺は 月菜とのHを途中で止めた。
『えっ…?翼どうしたの?しんどかったら 私が上になるよ。』
『帰ってくれ』
『翼 私何か気の障る様な事言ったのなら ごめんなさい。だから 帰れなんて言わないで。お願い』
『お前俺の性格分かってるよな。二度言わす気か?別れよう。』
月菜は 何が起きたのか分からない様子で 『ごめんなさい②』と 泣きながら 脱ぎ捨てた 服を握り締め 膝を抱え震えていた。
俺は 嘘はつかないし気持ちを試す為に別れを口にしたりはしない。だから この俺が別れを口にしたら もう終わりなのだ。
それを一番よく分かっている月菜だからこそ 震えながら泣いていたのだろう。
一番よく分かっている月菜でも 最後は 俺にしがみつき、『今まで 貴方が何をしても文句一つ言わないで ついてきた。ずっと②我慢してきたのよ。なのに どうして別れるとか言うの?』って 泣き言を言ってきた。
はぁ…だから恋愛って 面倒くせんだよ。俺は こんな場面が一番嫌いだ。
『恩義せ がましく言うなよ。お前が俺を好きだから 一緒に いたいって言ってたんじゃないのか?いつ俺の方から我慢して一緒にいて欲しいとか言った?てか もう俺達別れたんだし 服来て 早く帰ってくれ』
俺は タバコに火をつけて 月菜の事など もう眼中にないかの様に 携帯で 他の女に電話した。
『あっ もしもし俺、彼女と別れたから 今から 来いよ。うん じゃぁ 一時間後な。早く来いよ。待ってる❤』
パシン 月菜は俺の顔を叩き 帰って行った。
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