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対して変わらない
「つれない女だ…」卓郎は軽く感じていた。
もちろん卓郎は、メグの彼氏でも無ければメグと兄弟でもない。いうなればただの友達
いや、メグにとってはそれ以下の存在だと薄々気付いている
メグは、街を見渡している。
みんなは何をしているか気になって仕方がないのだ
「そろそろ学校行かない?」卓郎はそう言いながら微笑む
メグは無視をして歩き始める
着いてくる卓郎
なんでだろう
別に携帯が無くても特別おもしろい事等ないのだ!
それなのに街はいつもと変わらない。少しは気を聞かせて欲しいものだ。
イベントしたり、安売りしたり、芸能人が街を歩いたり
携帯が使えなくなると聞いて私はうきうきしていた。
いつもと違う世界
そこには日常にない物がたくさんある…
「おもしろくない…」メグは呟いた。
この時のメグはただ刺激を求めていただけだった。
「メグは何をしたいの?
」そんな卓郎の不意打ちにメグは考え込む
「お金が欲しいし、…なにより刺激が欲しいの」
メグは不機嫌に言い付けた
そんなメグに卓郎は金儲けの話しを切り出した。
「二人で大人を脅してみない?」お金も入るしなにより刺激的じゃん!
卓郎はメグが必要だった。
「おもしろいじゃん」メグの目は輝きを増す
ここまでは予定通りである
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