第一節

6/21
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/50ページ
「…と、そーだ。ひかるん」 ひかるん!? ちょい待ち!いきなりあだ名? しかも何、その微妙なの! 「あ、あの…私は…」 「ねぇひかるん、部屋まで案内してくんない?」 スルーですか。 うん、もういいよ。 「こっちよ。いらっしゃい」 とりあえず、私は少女…ことサヤを部屋まで案内することにした。 「楽しみなのよね~」 歩きながら、サヤが楽しそうに言った。 「ユウが同室なんだもの♪あ、ユウってのは元中が一緒のコでね、カッコいいんだぁ♪」 「そか。…あ、着いたわよ」 私は微笑んで返した。 部屋の前で別れ、私は自分の部屋へ入った。
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!