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*入学*
私、奏加音 華は今年高等部1年生になりました。
制服は、黒のセーラー服。
スカートは膝くらいの長さで。
ドキドキしながら、私は教室へと向かった。
なぜか、廊下をあるいていると周りの少々達は私を見てくる。
なぜかしら?
もしかして身長が高いからとか?
そんなことを考えながら私は教室へと歩いていく。
すると、見慣れた少女が私の元へときた。
『華お嬢様!探しましたよ』
すこし怒っているような調子で上目使いで言ってくる。
私と大分背の差はあるが、この子…いえ御堂 鈴は私の付き人である。
そして、外見の可愛らしさからは想像できないが私より1つ歳上。
つまり、上級生ということだ。
「そんなに怒らなくてもいいじゃない。落ち着いて、鈴」
ゆっくりと微笑みながら、鈴の頭を撫でる。
顔を真っ赤にさせながらも、撫でられている鈴は本当に可愛い。
『…まぁ、お嬢様がご無事でしたので良いですが//』
「可愛いわね。鈴は。」
『そ…そんなことないですっ//あ、お嬢様そろそろ教室に向かいましょう』
「そうしましょう」
クスリと微笑んで、私は鈴の頭から手を下ろす。
そして、手を繋ぐと教室に向かうのだった。
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