始まりは別れから

2/14
前へ
/14ページ
次へ
『こら!!健太!あんたまた授業さぼって!!』 私の名前は影宮 繭(カゲミヤ マユ)。学級委員をやってる中学1年生。そして・・・ 『うるせ~な~』 そう言ってムクリと起き上がると、屋上のフェンスを掴み起き上がった男.柿乃木 健太(カキノキケンタ)。私の幼馴染みだ。・・・・・・密かに私が想いを寄せている相手でもある・・・・// 『先生が呼んで来いってさ。いくら成績良くてもサボってばっかじゃ留年するよ?』 『ばぁか。中学生は義務教育なんだよ。受験パスすりゃこっちのもんだって!!』 『・・・・・・・・・・』 呆れた・・・・・ でも悔しいけど、健太は天才なのだ。特に科学に関しては、彼の右に出るものはあまりいないだろう 『ん?何それ』 私は健太が大事そうに抱えているものを見てそう言った 『タイムマシン』 ・・・・・・・はい?
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加