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光の中からゼウスとサタンと曉以外をしまい外に出た。
周りは驚き固まってしまった。
無理もない。蓮華の隣で周りを警戒しながら歩く銀の髪の毛のゼウスにそれを楽しそうに見守る赤い髪の毛の曉。それに不機嫌そうな灰色の髪の毛のサタン。
その光景はこの世のモノとは思えないくらい美しい。
「東宮の契約も終わったな。今日もう解散して良いぞ。」
その言葉に皆が反応し蓮華たちを見ながらも先生が怖いため帰って行った。
「蓮華。アイツら誰？」
遠くから椿がやって来た。
「椿か。この灰色は今俺が契約してきたヤツだ。他は・・・」
「新しくこのクラスに来た阿蘇 曉(ｱｿ ｱｶﾂｷ)です。こっちはノアシェラン・ゼウス。皆蓮華さんの仲間てす♪」
「転校生？なんで蓮華と一緒に来なかったんだ？」
「いましたよ、ちゃんとね。あなたは蓮華さんしか見ていなかったのではないですか？クスッ」
「なっ！！」
笑いながら説明している曉を見つつ状況を上手く理解しようとしているが、ゼウスも上手く状況を飲み込めていないらしい。
「だからちゃんと今日！転校してきたんですよ私たちはね♪」
やっと理解出来た。
まどろっこしい奴め。
「ちゃんといたぞ椿。本当に知らないのか？馬鹿者め。」
「う゛っ！蓮華まで。」
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