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「前の学校ってどんなところ?俺ってさこの学校しか通ったことないんだよね~。」 「別にたいした学校ではないわ。ただ、言われたから通っただけ。」 「どんな場所?」 「きれいなところ。私の生まれた街。」 「へ~。見てみたいな。名前はなんていう街なの?」 「クルス。」 クルス。確か天国階の首都だったはずだな。 「よくやったな椿。ほめてやる。」 「そりゃどうも♪」 「拘束。晦もう良いぞ。暁は結解を強く。」 「「了解」」 さて、尋問の始まりだな。クスクス 「燕山こいつを誰か知っているか?」 忘れていた。燕山は天国階の元住民、知っているはずだ。 「・・・・こいつは5の隊長の兄弟だったかな。」 「そうか。」 「でもそのことを使って大きい態度をとっていたしあんまよく思われていなかったはずだ。」 「うむ。燕山。一つ質問して良いか?」 「いまさら何を。」 「まぁそうだが。お前天国階にはもう未練はないか?これから天国のヤツらにもてを出さなきゃいけねぇからな。」 「それこそ、いまさらじゃねぇかよ。俺は自分の意思でお前についていくと決めた。それは天国や地獄は関係ない。」
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