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出会い
ライ「ふぅー。やっと街に着いたな。まずはバイクにガソリン入れなきゃな。」
ブルルルルルルル
~ガソスタにて~
ライ「よし。ガソリン満タンだ。」
…とその時ライの目の前にからまれてるおじさんがいました。
ライはすかさずその場所に行き、
ライ「おい!たった一人のおじさんを5人で袋叩きにする気か??」
男「あ!?誰だてめぇ?ってまだ子供じゃねーか。」
男2「ガキがでしゃばってくれたなー!!」
そういうと男2がライに歩み寄ってきた。
おじさん「やめるんじゃ!その子は関係なかろう。」
男3「じじいは黙ってろ!」
男3はおじさんの顔を殴りながらそう言った。
ライ「ブチ……」
ライは歩み寄ってきた男2を飛び膝蹴りでKOすると今度は男たちに向かって突っ込んで行った。
男4「なんだコイツ……つえぇ!!」
男5「ひるむな!!所詮はガキだ!」
そして男5がライに向かって大ぶりなパンチをくらわす。
スカッ
男5「え?」
だかその時にはライは男5の背後に回っていた。
ライ「遅すぎだよあんた」
男5「な…なに!?」
男5が振り向くと同時にライが強烈な右パンチを顔に打ち込んだ。
一瞬鈍い音がした。
歯が折れたのだ。
そのまま男5は吹っ飛び地面でうめいていた。
男4「や………ヤバくないか?」
男「に…逃げるぞ!!」
男たちは仲間を連れて一斉に逃げて行った。
ライ「ふぅー。世の中には卑怯なやつも居たもんだ。俺の村はタイマン一本だってのによ。」
おじさん「少年よ。ありがとうじゃ。」
ライ「ありがとうじゃ?まぁいいや。じいさん大丈夫かぁ??」
おじさん「あぁ。ワシャピンピンしとるぞ。それにワシの名前はカガじゃ。」
ライ「そうか。俺はライだ。まぁこれからは気をつけろよな。」
カガ「ふむ。それにしてもライは強いのぉ。何かの能力かね??」
ライ「能力??ごめん。実は俺小さい頃から村で育ったから外のことは何も分かんないんだ。」
カガ「そうか。では教えよう。まず最初にこの世界はほとんどが能力者じゃ。」
ライ「そうなのか!?すげーな!」
カガ「そうじゃ。ライ。お前の下の名前はなんじゃ??もしかしたら一族かもしれぬ。」
ライ「俺は雷魔一族だぜ。ついでに下の名前はフォーカス。」
カガ「な……何!?フ…フォーカス!?」
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