境界線と出会い

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ただ何かを見ていた。 桜並木のちょうど真ん中の所に女の子が一人そこで池を眺めていた。 するといきなり女の子は池の頑丈なロープに足をかけた。 ミニスカなのにだ。 「走れーー!」 女の子の容姿とは考えられないがさつ差だった。 女の子の向く方の奥には息を切らせて走るまた別の女の子。 「む……無理~歩かせ…て」 別の女の子はよれよれになりながらも足を下ろすように言う。 「尚美ーファイトー!」 と大声を出すとロープに乗って歩きだした。 かなりのバランス力だろうと周りは圧倒される。 「璃ー瀬ーやーめーてー」 後ろではまた息を切らせて走る女の子 彼女達の名前は 松川璃瀬と下北尚美 2人は幼馴染みの大親友で、小中高どこでも一緒の彼女達いわく運命協同体らしい。 .
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