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運命とはものすごい偶然と奇跡と
それから解明できない神秘に満ちている―――・・・
目の前に広がる世界は見たこともない草原ふわふわしてなんだか夢をみているみたい。
僕はゆらゆらしてキラキラして
胸がどきどき―――する
…そっか
きのうプールの中から見上げた空に似てるんだ
一瞬自分が
「そこ」にいるのか
いないのか
分からなくなる
瞬間―――…
「君と僕は出会う運命なんだ」
花びらが舞い、一人の男の子が手を差し伸べてくる
上手く男の子の顔を見ることが出来ず鼻から上が見えない
「僕と一緒に行こう
等軍焔」
ええっ!!
――オレっ!?
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