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俺は制服に着替えて部屋から出る。
俺の家は普通の一軒家、隣が美鈴の家(馬鹿デカい)逆隣が千治って奴の家(城)
階段を降りて二階から一階に、リビングへと向かう。
「………おはよ」
リビングにつくと俺の姉が居た。無口無表情だが優しい姉だ。名前は華鈴(カリン)。
「おはよう。りん」
りん…華鈴は姉さんとかって呼ばれるのを嫌う、本人曰わく老けてる感じがするらしい…だからみんなが、りんもしくはりんさんと呼んでいる。
「………朝ご飯、そこ」
りんは自分の箸でテーブルの一角をさす。行儀が悪いからやめなさい……
そこには、美鈴ともう一人女の子……妹が俺の朝飯を食おうとしていた。
「何をしてる、美鈴に華奈…」
華奈って妹の名前な、2人に声をかけると美鈴は大袈裟に反応して、こちらを見た。
「あっ、あはははは……何もしてないよ?」
「んぐんぐ、もきゅもきゅ…うん。何もしてないよお兄ちゃん。」
「隠す気があるならまずは咀嚼音をなんとかしような?」
我が妹ながら…馬鹿だ。中3にもなって……
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