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「ほら、早く起きなさい。初日に遅刻する気‼‼ほら早く。」
俺は目をこすりながら寝返りをうつ。
今のは母さんの声だろう。俺は仕方なく布団からでる。
「早く、布団たたんで‼。」
「分かってるよ。」
ちょっと、怒り口調で俺は言った。
俺はすぐ朝飯を食べて、学校へ飛びこむ。ぎりぎりセーフだった。ちょっと校門のまえにいた先生に睨まれた。
あまり、実感はないが今始めて島高校に入る。
いよいよ勉強が始まった。
「めんどくせ~な~」
隣から声がした。
「なあ、めんどくさいと思わない?」
一瞬、俺はあいつが誰に話してるか分からなかった。
「ああ、俺?」
気がついてたけど言ってみた。
「そうだよ!!。」
「まあな・・・。」
ちょっと言葉が詰まった。
「だよな~~。」
「紹介が遅れたな。俺は風谷って書いてかざやだ。名前は、翔太って言うんだ。翔太でいいよ。よろしく」
「よろしく。俺は、大鷹ゆたかって言うんだよろしく。」
この時、俺は気づかなかった。こいつとの出会いが俺の運命を変えるなんて・・・。
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