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「その子の名前は長谷川美希。年齢は君と同じ16歳で、東京の高校に通っているのだが、この子も君と同じように自殺をしようと考えている。だから君には、この子と接触をして自殺を止めてもらいたい」 「接触するってどうやって?」 「君には彼女と同じ高校に通ってもらう」 「そんな事急に言われても、親になんて説明をすれば……東京の高校に通うのは、位置的に無理だし……」 「安心しなさい。両親にはもう説明をしてある。私がその学校の校長にふんして、君を特待生として招きいれたいと言ったら快く承諾してくれた」 「はぁ!?内の両親馬鹿だろ!なに簡単に騙されてんだよ!てゆうか、それより嘘なんかついたらダメだろ」 「嘘も方便という諺があるだろ、細かい事は気にするな。それより、君には今日から学校に行ってもらうから」 「そんな馬鹿な~~!!」
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