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僕の過ちで
君との関係に
終わりを告げた
はずだった
傍にいたいけど
僕は君の傍に
いることは出来ない
僕は君を守ることが
出来なかった
どんなに愛しく思っていても
伝えることも
何もかも出来なくて
わざと辛くあたったり
たくさん君を傷つけた
君を忘れたくて
忘れるために
いけないことを
したりした
汚れていく僕
君を好きだと
素直に言える奴を
羨ましく思う
僕がいる
体は勝手に
動いていた
抑えきれないくらいに
心の奥から
溢れだしてきた想い
僕の想いは
時が過ぎるたび
淡く 淡く
染まっていく
伝えたらきっと
本当の終わりになるだろう
だから君とは
一緒にいられない
目を見られない
そう強く決めた
はずだったのに
君を見るたび
決意は少しずつ
ゆらいでいく
君との別れがきたのかな
好きなのに
僕等はもう昔には
戻れない
さよなら
…さよなら
……僕が唯一愛した君よ
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