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紗弥加の家では一人娘のために風呂だけはりふぉーむしたので中学生になっても父親と入るなんてことはなかった。
…あたしは幸せ者だな、うん。それにしてもカヨヨカワユズ。
幸せかみしめつつにんまり紗弥加。
…そうだったのか、欠片も気にならなかった。
健全な高校生、大樹。
…やばぃ、これはこれで恥ずかしい。
顔が真っ赤な加代。
それぞれ黙ってしまう。
「えっと…、遊ぼ?」
沈黙に耐えられなくなったのは加代。
「そーだな。なにして遊ぶ?」
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