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ちょうど刃紋を見ていた大樹は目を疑った。
波打つ刃紋がまるで生き物のように動いているように見えた気がしたのだ。
目をゴシゴシこすって改めて見てみると…
やはり動いている!!
慌てた大樹が手を離すより早く刃先から光が徐々に広がり、突如、爆発したかのように3人を包み込んだ。
眩しさのあまり開けていることができず目を閉じる…
…どれくらい経っただろうか。
ふと光を感じがなくなった大樹は目を開けた。
刀を抜いたときの態勢のまましりもちをついていた。
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