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「…っ!!」 キンキンに冷えたコーラに氷が協力しそろって大樹の頭に一撃をかます。 「…こ、これでヨシ。スッキリした。」 果たしてウソかマコトか、目は涙目になっている。 ダダダ― そのとき階段を駆け上がってくる足音が響く。 バンッ!! 大樹の部屋の古いドアが欠片の容赦もなく叩きつけられる。 「兄ちゃーん、遊ぼー」 そこには立っていたのは兄が遊んでくれることになんの疑いもない目をした女の子。
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