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「なあ、これはどうゆうこと?
脇腹も痛ぇしさ
なんかあったのか?」
「昨日、大樹が斬られて気失ってからずっと起きなくて…
加代チャンと2人で大樹がずっと起きるの待ってたの
ついさっき加代チャンは眠っちゃって今は隣りの部屋で寝てるよ
あ、知らせなきゃだね」
立ち上がろうとした紗弥加の裾を大樹が掴む。
「いいよ、寝てないんだろ?
寝かしといてやんなよ」
「そっか…それもそうだね」
「紗弥も寝てきていいぞ?」
「うん、じゃあ…」
そう言って大樹の隣りに敷いてあった布団に潜り込んだ。
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