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ちっちゃな子供はもちろん大人だって背筋がうっすら寒くなるような夜がくる。
そんな中に女の子1人で…。
この村で生まれ育っていてもなかなか平気で過ごせるものではない。
「じゃあ今夜泊まってっていい?」
1人の恐怖から逃げられる。紗弥加は心底ホッとした。
田舎の家はデカい。空いている部屋はいくらでもある。いきなり泊めてと言われて困るコトはない。案の定
「あぁいいよ。てか夏休み中ウチにいたら?」
予想外に嬉しい言葉まで飛び出す。
「マヂ!?やった」
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