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珠喜「ふ~ん
名前で呼んじゃ駄目?」
そんな直球で言われたら
断るにも断れない…
杏「駄目…です」
珠喜「どうしても?」
何か…調子狂う
杏「どうしてもです」
珠喜「…そっか」
そんな悲しい顔しなくても…
珠喜「つかさ猫みたいだよね」
猫…??
珠喜「見た目とか性格とか!
性格はまだわかんねぇけど
見た目は猫っぽい」
見た目が猫?
杏「…そうですか??」
珠喜「うん」
潤「いつまで俺の杏と
喋ってんだよ!
ほら俺の部屋行くぞ」
珠喜「あ~うん」
猫…僕って
猫みたいなんだ…
あッ…ご飯の材料
買いに行かなくちゃ…!!
ハンバーグでいいよね…
僕は制服からラフな格好に
着替えて潤君の部屋に行き
杏「夜ご飯ハンバーグでいい?」
潤「いいよ!」
珠喜「俺の分まで悪いね…」
杏「別に大丈夫ですよ
それじゃ行って来ます」
僕は家から出て
スーパーに向かった
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