story…7

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杏「あのなあ」 珠喜「来年からは ちゃんと行く」 潤「あ~うん 来年は行く」 来年はって… 今年行かない つもりなのか? 杏「…進級出来んの?」 珠喜「進級出来るだけの 単位はとった」 潤「俺も」 え…潤君も!? 杏「…はあ 何で来年からなんだ?」 潤「何でって…」 珠喜・潤「杏がいるから」 杏「…………あほらし」 って言ったけど 本当は嬉しかったりする 僕は潤君からゆっくり 下に降りた いつまでも あんな恥ずかしい 格好は嫌だ 潤「あッ…もうちょっと さっきのままがよかった」 杏「嫌だね あんな恥ずかしい格好 つか拓美が聖高落ちてたら 僕聖高行かないから」 珠喜「は?」 潤「え?」 珠喜「何で?」 杏「拓美がいない 高校生活何てつまんないから」 珠喜「俺がいんじゃん」 杏「お前と拓美は違う」 珠喜「…俺より 拓美のがいいんだ…」 あ… 杏「ちッ違うから! 拓美と珠喜は別格」 珠喜「ふ~ん」 杏「僕が好きなのは…//」 珠喜「好きなのは?」 こいつ今の状況 楽しんでやがる… 杏「珠喜…だけだから///」 ムカついたから 超小声で言ってやった 珠喜「なに?もう一回」 杏「言わない!」 珠喜「まあ聞こえたけど」 杏「なら言うな!//」 この時僕は 忘れてはいけない 存在を忘れていた  
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