story…7

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珠喜「…今日は一日寝てろ 明日動けなかったら 困るだろ?」 杏「…確かに」 明日は合格発表の日だしな 拓美受かってるかな? 潤「拓美受かってると いいね」 杏「…うん」 潤「あ…杏ベッド行く?」 杏「ん?あ…ご飯食べたら」 潤「えっと…カップ「駄目」 体に悪いって 前から言ってるのに 珠喜「俺が作るよ」 杏「…え?」 珠喜「なんだよ」 杏「いや…別に」 驚きだね あの俺様Sが自分から やるって言ったよ 杏「明日…大雨かも」 珠喜「何か言ったか?」 杏「いや…何も」 僕がそお言うと 珠喜は台所で手際よく 何かを作っている 杏「潤君」 潤「なにい?」 杏「学校ってさ 不良多い?」 いやさ 不良が怖いとか じゃないんだけどさ… うるさいのって 嫌なんだよね 潤「どうだろ 多いかな珠喜」 珠喜「他と比べたら」 杏「そっか」 珠喜「怖いのか?」 杏「別に怖くない ただ…うるさいのが 嫌なだけだ」 珠喜「ふ~ん 一応言っておくけど お前のお兄さんも不良 なんだけど」ニコ あ…そうだった 杏「潤君は特別だから! だからそんな顔しないで?」 こんな泣き虫な潤君が 学校では怖いんだよね  
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