15549人が本棚に入れています
本棚に追加
/353ページ
やっと着いた
意外にも学校から
家って遠い…
杏「ただいま」
珠喜「おかえり
受かってただろ?」
僕が受かってるのは
珠喜の中では
当たり前なんだ
杏「うん受かってた」
珠喜「あの馬鹿は?」
馬鹿…?
あぁ…拓美ね←
杏「受かってたよ」
珠喜「そう…よかったね」ニコ
杏「…うん」
なんか…久々に見たかも
珠喜の笑った顔
珠喜「…なに?
見とれてんの?」
杏「なッ…誰が見とれるか!//」
珠喜「それは残念」ニコ
僕…見とれてたのかな?
潤「今日お祝いしような」
お祝い…?
杏「お祝い…?」
潤「うん!
お祝い!!」
お祝いって…
杏「…誰が作るの?」
潤「……杏」
だよね…
珠喜「ばーか
それじゃお祝いに
ならねえだろ?」
潤「そっか…
じゃあ…どうしよ」
杏「お祝いなんてしなくて
いいよ?気持ちだけで十分」
潤「…俺が作る!!」
え!?
杏「…作れるの?」
潤「…頑張る」
そお言って
潤君は立ち上がった
潤「珠喜手伝え!!」
珠喜「…はいはい」
珠喜はめんどくさそうな
顔をしたままリビングに
向かった
別にお祝いなんていいのに
僕は…潤や珠喜に
一緒に居てもらうだけで
十分なのにな…
まあ…
祝ってくれるのは
凄く嬉しいけどね
最初のコメントを投稿しよう!