story…4

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龍が帰っていった後 神谷は無言で僕の腕を引いて 部屋に入った 杏「…神…谷?」 珠喜「…ごめん」 え…?? 杏「……え?」 珠喜「ごめん…何も わかってあげられなくてごめん」 その時神谷が凄く小さく見えた いつも自信満々な神谷が 凄く凄く小さく見えて… 僕は優しく抱き締めた 珠喜「杏…??」 杏「…なあ神谷」 珠喜「…なに?」 杏「神谷は潤君が好き??」 珠喜「は……??」 杏「だって…ここ最近 潤君と一緒にいる…から」 珠喜「…約束 お前が言ったんだろ? 潤の前ではくっつくなって」 あ… じゃあ神谷は僕の約束を守って…… 杏「……馬鹿じゃないの」 珠喜「はあ!??」 杏「変な所で 真面目になんなよ」 本当にこの馬鹿は…!! 珠喜「…俺が好きなのは 杏だから…」 …ッ// 杏「…ッ知ってる//」 珠喜「…キスしたい」 杏「勝手にすれば//」 久しぶりでもないけど 久しぶりに神谷とキスした 感じがした 珠喜「そいえば… なにあいつとキスしてんの?」 え…? あの…さっきまでの いい感じの雰囲気は 何処にいったんですか…?? 杏「いや…して…ないよ?」 珠喜「…は?」 杏「してるように 見えただけで実際してない」 珠喜「…よかった」 ってかさ… 龍の告白って… 本気だったのかな…??  
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